金属などの素材に塗装を施し、木のように見せる木目塗装が話題を呼んでいます。
木目調はメタリックや単色の塗装と比べて自然の感じを出せる利点があります。
世の中には塗装を必要とするものが多くありますが、決まった色を塗らなければならない決まりはありません。
柄も一様でなくても良く、木目調が選択される場合も増えてきました。
店舗の内壁や棚を木目に見せたいとか、プラスチックの什器を木目にみせいたいなどの要求に応える技術が確立されています。
ビルの中なので木目調のペット屋さん
ビルの中のペット屋さんが、生体販売用ショーケースに木目調の枠を使うことがあります。
下地は樹脂製が多いにしても、木目塗装によりショーケースに柔らか味が出て、見た感じが良くなります。
ショーケースの素材そのものを木製にすることも考えられますが、木材は水に弱いのが難点です。
樹脂製或は金属製のショーケースでも、木目塗装により柔らか味を出すことで、売られているペットそのものを高級に見せることができます。
木目塗装は以前から行われていましたが、はっきりと塗装とわかるものでした。
最近の木目塗装は、見た目には本物の木と見分けが付きません。
何度も違う色を重ね塗りする必要があるため、価格は高くなります。
しかし、見た目の高級感は売り上げに直結するので、塗装に要した費用分はすぐに取り戻せます。
木目の種類もオーダーメイドが可能です。好きな樹種の木目を選んで、そっくりの塗装をすることが可能です。
備品の仕上げを少し変化させるだけで、お部屋の雰囲気が一変します。
金属の什器を木目に見せる技術があるらしい
雰囲気を重視する店舗の内装においては、木目塗装が積極的に採用されています。
新しい技術も開発され、自然な感じの木目調が表現できるようになりました。
通常、店舗のディスプレイに高価な木材を使うことはできません。
しかし、安っぽい樹脂製や冷たく感じる金属製をむき出しにするのも味気ない感じがします。
そのような場合に、木目塗装により什器を仕上げることで、陳列する品物に高級感が醸し出されます。
店内では什器以外でも、ディスプレイ・陳列棚・台車などに木目調の塗装を施すことにより、店の雰囲気がオシャレになります。
木目調は什器等ではなく、床や壁などの内装材に用いる方法もあります。
内装材に木目調を用いた場合は、店の雰囲気が和風になり、それに見合った品揃えが必要になります。
什器等に木目塗装いた場合は。特に和風を意識することはありません。
什器等の備品に木目調を用いた場合は、内装の仕上げは単色が似合います。
木目を一定量以上使いすぎると、室内の雰囲気がうるさく感じられるので、注意が必要です。